1975-12-09 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
こういうふうにして残存モノマーの量を減らしておるわけでございまして、それでも、なおかつ樹脂として九〇%以上、重合した中にくるまっておるのは、加熱をして引いても、外に飛び出す穴もあいていないということで、材質の中にどうしても残ってしまう。
こういうふうにして残存モノマーの量を減らしておるわけでございまして、それでも、なおかつ樹脂として九〇%以上、重合した中にくるまっておるのは、加熱をして引いても、外に飛び出す穴もあいていないということで、材質の中にどうしても残ってしまう。
国立衛生試験所で、これは五十度という、普通の流通では考えられないような非常に過酷な条件を設定いたしまして、塩ビ樹脂の中の残存モノマーの値と、その溶出する条件というものを、食用油であるとか、しょうゆであるとか酒であるとか酢であるとか、そういった幾つかの食品について、いろいろのクロスチェックをやったわけでございます。
以前から先生のそういった御指摘の線に沿いまして、私どもは塩化ビニリデンにつきましても、その残存モノマーの実態を現在、国立衛生試験所で調査中でございまして、それにつきましても、でき次第また基準設定ということになっていくと思います。